日本で一番31アイスクリームを売る会社/サーティワンチェーンのトップ企業イッツ・コーポレーション
▷
会社概要
エントリー
代表メッセージ
仕事内容
働き方
先輩社員の声
採用情報
代表メッセージ
仕事内容
働き方
先輩社員の声
採用情報
会社概要
エントリー
お問い合わせ
イッツでの様々な経験を通じて、
成長する事を願っております。
代表取締役社長 小池洋平
イッツでの様々な
経験
を通じて、
成長する事を願っております。
その想いからイッツ・コーポレーションでは会社の本当の姿をいろいろなカタチで伝える工夫を続けています。このページでは社長の小池洋平へのロングインタビューからイッツ・コーポレーションのリアルな過去・現在・未来をお伝えしたいと思います。会社の変革を覚悟した過去の辛かった経験も現在の状況も、そして未来への希望も余すところなく語り尽くしていただきました。ぜひご一読ください。
ーー小池社長は創業者のお父様の三男として生まれ、現在社長を務められています。ぜひこれまでの歴史を少しお教えいただけますか?
はい。父は出身地である和歌山を中心にそれ以前にもさまざまな事業を展開しており、新しくサーティワン事業に取り組んだ1991年に当社を創業いたしました。私は大学在学中に社員として入社し、店長や事業部長などの経験を積んだ上で、2019年に社長に就任いたしました。2001年頃までは、2店舗体制で10年ほど営業していたサーティワン事業に力を入れ出店してきました。
ーーサーティワンは全国にありますが、フランチャイズという形態を取っていますね?
そうです。フランチャイズの本部のことをフランチャイザーと呼びます。それに対して当社は加盟店のフランチャイジーという立場になります。本部からマニュアルやノウハウ・ブランドの使用許可を得て、実際の事業を運営致します。サーティワンのフランチャイズ加盟店は全国に約210事業者あり、その中でも当社は店舗数・売り上げともに最大規模の加盟店となっております。
西日本で
一番
サーティワンのアイスを
売る会社
ーー最大規模の加盟店ということですが、順調な道のりだったのでしょうか?
もちろんそんなことはありません。今でこそサーティワンアイスクリームというブランドが認知されていますが、私たちが店舗展開をスタートした当時は今ほどの知名度も注目度もなく、失敗と成功を繰り返しながらここまで来ました。
また当時は今ほどフランチャイズというものも一般的ではない中で、オーナーである父がその仕組みの価値を見抜き、有効活用することにより業界の中で大きくなることができたと考えております。
失敗経験やチャレンジしてきた他の事業で得たことから、サーティワンアイスクリームにおける経営ノウハウを確立できたといえます。
ーー新しいことへのチャレンジを厭わなかったということですね。
そうですね。色々と行ってきました。その中で例えば、店舗だけでなく企業向けの販売やイベント・催事での販売などはチェーン内で1番の実績を出しています。また企業あたりの販売売上でも西日本1位なので、こういったノウハウを本部にも還元して、チェーン全体を盛り上げることができるのがフランチャイズの特徴のひとつですね。
25連続勤務のブラック企業
だった
ーーその過程で代表に就任されました。どのような想いで就任なさったのでしょう?
実は当時は非常に危機感が強かったことを覚えています。会社は順調に成長していました。毎年数店舗、新店のオープンが続き、現場のメンバーも私たちも非常に忙しくしていました。経営陣ですのでその状態は大変ではあるものの、やりがいがあり充実していました。そんなときにある社員のシフト表を見たんです。そこには実に25日連続勤務という異常な状態があったんです。
本人から不調や不満がでたわけではありません。業績も好調で会社全体が興奮状態にあったのだと思います。全く言い訳にはなりませんが、事実としてそんな異常な状態にあることに気が付いていませんでした。事業は良い時も悪い時もある波のようなものです。好調な時は多少の無理は我慢できても、そこで溜まったストレスは蓄積されます。その蓄積は不調な時に爆発します。経営陣として好調な時ほど備えるべきです。何よりも、一緒に仲間として働いていた社員のみんなに無理を強いていたことに愕然としました。このままではダメだと強く思ったことを覚えています。
ちょうど私が事業部長に就任するタイミングと重なったこともあって、仕組みの改革をスタートさせました。その視点であらためて社内を見直してみると改善しないといけない課題が山積みであることに気がつきました。
仕組み
の改善と
意識の改革
ーーどのような課題があったのでしょうか?
やはり人への負担です。当時はどうしても現場の店長に負担が集中していました。当社では入社1年目から、店長職を任せてマネジメントをしてもらっています。ただ、どうしても個人の能力には差があります。そのため、仕事に慣れていない、マネジメントの技術が身についていない店長は仕事を抱え込んでしまう状況でした。サポートする人間がいればそこもカバーできるのですが、その役割を担うマネージャーの数も少なく、結果誰にも相談できずに追い込まれて、一人で悩むという状況が生まれていたんです。
そこで仕組みと意識の両面からの改善を図りました。まずはマネージャーの数を増やし、社員が相談できる・頼れる環境をつくるようにしました。そして有給の積極的な取得を奨励し、当たり前に使えるようにしていきました。休日日数なども増やしたこともあり、体調不良で休む人が減り、だんだんと改革の効果が現れてきました。
合わせて、意識の改革も進めていきました。抱え込む人というのは仕事ができない人というわけではありません。むしろ仕事ができる人の方が、自分でやった方が早いと、抱え込むケースが多いんです。そういった人に仕事をしないようにといっても逆効果になりかねません。なので、本来の働きやすさ・充実した働き方を考えてもらうようにしました。
成長
するためには「遊び」も重要
ーー具体的にはどのようなことを行なったのでしょうか?
「成長して欲しい」と願う一方で、仕事だけが成長の機会とは限りません。仕事も遊びも両方とも人間には大事だということです。この場合の遊びという言葉はプライベートと置き換えてもらうとわかりやすいと思います。
そもそもサーティワンには「We sell fun.Not just ice cream(私たちは楽しみを売っています。アイスクリームだけを売っているのではありません)」という理念があります。アイスクリームを買いに来た人の心が明るくなって、喜んでもらう。そういった非日常の感覚を提供しているのだという創業者の想いです。こういったビジネスをしているはずなのに、働いている我々が楽しみを感じられない毎日を過ごしていてはいけないはずなんです。
だから、よく働き、よく遊ぶことが重要であると、責任から仕事に没頭することも大切だけれども、それで自分自身が辛くなったりしては元も子もない。そういったことを個別の面談でも、全体ミーティングでも事あるごとに話すようにしていきました。社内の行事でもBBQや社員旅行や運動会などを通じて、一緒に遊び、時間を共有するようにしていきました。
ーー大きな変化ですね!
そうですね。おかげさまで今では長期休暇をとる人も珍しくなくなりました。そういった人こそ、仕事での成果もキチンと出せています。私もイベントなどを通じて時間を共有しています。そういう楽しい時間を過ごすと、世界が広がって新しいアイデアも生まれるんです。振り返ってみると、“今の“仕事にとらわれて遊ぶ心がなくなると、視野も狭くなり、経営にも悪影響があったんだと思います。仕事も遊びもしっかり大人として楽しむ。私も含めて、そういうことを実践している人が増えてきたのは本当に嬉しいですね。
法人という人はいない、
今後
のイッツ
ーー今後のイッツ・コーポレーションに関してはどのようにお考えですか?
2つの考え方があると思います。まずは事業としての今後ですが、先ほども申し上げた通り、事業にはどうしても浮き沈みがあります。サーティワンアイスクリームというのは日本でも歴史のあるビジネスの部類に入ってきました。よくいうと安定していると言えますが、コンビニの高級アイスなどの競争相手も増え、業績が悪化することもありえます。
だからこそ、決して視野を狭くせず、仕事も遊びもしっかりやっていきたいと思いますし、その意識があれば、柔軟な発想で新しいイッツを作っていけるのではと思います。もともと、テーマパークのような会社にしたいと思っていました。私自身が好きだというのもありますが、人を喜ばせる、楽しみを売るという当社の理念にも叶っています。だから何が出てくるかわからない、テーマパークのような会社にしてお客様に楽しみを売り続けていきたいですね。
ーーもうひとつの考え方とは?
仲間である社員に対して、良い会社にすることです。法人という言葉がありますが、私は法人という人はいないとよく言うんです。あれはあくまでも法務局にある紙、今でいうと電子データであると。そうではなくて、会社とは私も含めて社員が行なっている活動・行動自体だと思うんです。
だから社員が毎日楽しく仕事も遊びも充実していれば、会社としても楽しい状態を続けていけると思います。プライベートは押し付けたくないので、経営者である私としては、仕事面で楽しんでもらえるようにしてくことが使命だと思います。抽象的ではありますが、社員の皆さんが何であれば、楽しめるのか?を考えて提案していける会社でありたいと思いますね。
ーー提案というと?
それは新規事業かもしれないですし、新しいポジションかもしれません。ただ、これからは、個人でも自分の人生を楽しくすることを積極的に求めていかなくてはならない時代だと思うんです。その色々ある中に、当社が提供する何かを一緒に楽しんでいけたらと思います。
仕事は人生で最大の
ひまつぶし
ーー最後になりますが、現在入社を検討されている皆さんにメッセージをお願いします。
昔、創業者である父に言われた言葉があります。それは「仕事は人生で最高のひまつぶしだ」という言葉です。長い人生で遺せるものは子供や事業など、上手くいってもそうたくさんの要素はない。ということは、80~100年ほどの人生は何かを遺すためだけでなく、人生そのものを生き抜くことが大事だとすると、ある意味でひまつぶし。どうせひまつぶしなら、楽しまないと損じゃないか?という意味だと思っています。父から詳しい説明をしてもらったことがないので、合っているかは分かりませんが(笑)ただ、実際仕事に多くの時間を使いますし、仕事も楽しめれば人生は楽しいことだらけで、これ以上のひまつぶしはないと。
ぜひ皆さんもそんなふうに考えてみてはいかがでしょうか?お金やプライベートの“ために“仕事をするというのも考え方の一つだとは思いますが、もしその仕事も遊びと同じかそれ以上に楽しめるものであればどうか、と。
そうするためにどんな会社に入ればいいのか?と考えてみてください。たぶん今までとは違った視点で世界が見えるのではと思います。私の好きなテーマパークはエンターテインメントの世界です。観ているお客様だけでなく、演じている人も楽しんでいないと本当のエンターテインメントにはならないと言われます。
私は本当のエンターテインメントを実現できるテーマパークみたいな会社を皆さんと作っていきたいと思います。もし、自分もそんな生き方・働き方・遊び方がしたいと思ったら、イッツ・コーポレーションへの入社を考えてみてくださいね。
恐らく、皆さんが思っているより仕事って楽しいですよ。
∧
TOP